2020年8月8日 放送
#65：「Sound Inn S」 Memorial for Katsuhisa Hattori 2
番組レポート
今回は先月に引き続き、6月11日に亡くなられた、服部克久さんに感謝の意を込め、メモリアル放送をお届けします。
『Sound Inn S』では番組の功労者であると共に、これまで作･編曲で関わった楽曲は6万曲以上といわれ、日本の音楽シーンにおいても大きな功績を残されました。
貴重なアーカイブ映像でその功績を振り返ると共に、スタジオでは長年連れ添い、盟友といえるミュージシャン、作編曲家の皆さんが集結し、服部克久メロディーを奏でます。
今回、スタジオで新たに収録した楽曲は、自作を思い通りに編曲・プロデュースした、アルバム「音楽畑」シリーズから、
「愛おしきかな人生」(指揮：宮下博次 ＝写真 )、
「自由の大地」(指揮：渡辺俊幸)、
「別れの詩」（指揮：斎藤ネコ）の3曲。
「自由の大地」は、去年新たに書き下ろされた「ニ胡 Version」をお届けします。
中国の伝統的な弦楽器「ニ胡」をアレンジに取り入れ、服部克久さんとは30年来の音楽仲間で、二胡奏者の賈鵬芳(ジャー・パンファン)氏が演奏に参加。
郷愁を感じさせ、どこかはかなくも癒される二胡の音色に、ぜひご注目ください。
「別れの歌」では、服部克久さんと共に当番組のアレンジャーとして参加していただいている作編曲家・亀田誠治(Bass)、河野伸(Key)、斎藤ネコ(Arrange&指揮)、坂本昌之(Key)、笹路正徳(Key)、島田昌典(Key)、冨田恵一(Guitar)、本間昭光(key) ※50音順 が一堂に会します。
編曲家という職業に誇りを持ち、美しいサウンドを紡ぎ続けた先輩・服部克久へ、後輩たちからのメッセージが詰まった素晴らしいセッションになっています。
※曲順は放送順と異なる場合があります。
