2022年、二代目時計塔竣工から90周年。
セイコーブランドの発信拠点、
サステナブルな社会への貢献のシンボル、
それが「Seiko House Ginza」
セイコーの前身・服部時計店は、1894年銀座四丁目の角地に進出し、その際、建物の屋上には創業者・服部金太郎の強い希望により時計塔が設置されました。
その後、関東大震災からの復興の象徴として1932年この地に完成した新社屋の二代目時計塔は、以来、銀座の街を行く人々に正確な時刻をお知らせする銀座のランドマークとして親しまれてきました。
そして2022年は、この二代目時計塔竣工から90年。セイコーは、ここから新たなプロジェクトをスタートさせます。
セイコーはもう一度、原点であるこの場所が持つ役割を見直し、日本の匠の技術やものづくりの想いを未来に伝え、社会とともに歩むセイコーを発信していく場所にしたいと考えています。
そのために、自社で保有する銀座四丁目の和光本館の建物を「Seiko House Ginza」と名付け、セイコーブランドの発信拠点とし、再整備を行います。
時の豊かさを感じられる 歴史的な空間を生かしながら、 各フロアを最新の設備にアップデートすることでさらに活用してまいります。
和光の店舗である地下1階から4階に加え、これまで限定的な利用に留まっていた5階から屋上を、社会とともに歩むセイコーのブランド発信の場として活用し、
建物の歴史的価値を生かしながら屋上の整備やデジタルスタジオの新設などを進めるほか、SDGs活動の発信も銀座から世界に向けて行ってまいります。
屋上スカイガーデン
地球に優しい素材を使用したウッドデッキや植栽などを配置し、時計塔の鐘の音を聞きながら銀座の中心を体験できるおもてなしの場にします。
7F工房
セイコーホールディングスグループの匠の技を体験できる工房に改修し、最新製品を展示するスペースも設置します。
6Fセイコーハウス銀座ホール
現在の「和光ホール」を改称し、グループ事業全般に関連する展示や、アーティストとの共創など、世界に向けてさまざまな発信ができるよう整備していきます。
5Fゲストラウンジ
竣工当時の社長室・会議室が残る5階は、ウェビナーなどに対応する国内外へのデジタル発信の環境を整備し、特別な応接やプレゼンテーションに活用できるスペースとします。
4F〜B1和光
1881
創業
服部金太郎が服部時計店
(現セイコーホールディングス株式会社)を創業。
1894
初代時計塔竣工
銀座四丁目角に構えた時計塔付きの店舗は、一躍銀座のランドマークとなりました。
1923
関東大震災発生
工場、初代時計塔の建替え工事中に営業していた仮店舗も消失。震災で焼失した修理預かりの時計の代償に、無償で新品を進呈したことで確固たる信用を得ました。
1932
二代目時計塔竣工
関東大震災からの復興を象徴。耐震補強、改装、補修整備を重ね、当時の姿ほぼそのままに、銀座のランドマークとして現在も多くの人々に親しまれています。
1952
和光のショーウインドウ
ウインドウディスプレイは季節ごとに装いを変え、街ゆく人が足を止める人気スポットとなりました。現在も銀座の待ち合わせ場所の定番です。
2011
東日本大震災発生
セイコーが震災後毎年開催している「“わ”で奏でる東日本応援コンサート」の際には、和光のショーウインドウに応援メッセージが書かれたカードが展示されます。震災が発生した3月11日午後2時46分には「鎮魂と希望の鐘」を1分間鳴らしています。
2020
和光本館リニューアル
1階には14ブランドが一堂に会する和光ウオッチスクエア、2階にはグランドセイコーブティックフラッグシップ和光が開設されました。
2021
Seiko House Ginza
セイコーのビジネスの聖地として、セイコーホールディングスグループの情報発信拠点としセイコーが誇る商品やサービス、匠の技、職人の育成、日本のおもてなし、持続可能な社会に貢献するさまざまなコンテンツを提供していきます。
セイコーホールディングスグループのサステナブルな社会への貢献のシンボルとして、発信をおこないます。
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