ウインドウディスプレイ
SEIKO HOUSEはネオ・ルネッサンス様式の重厚感ある建物で、銀座はもとより東京のランドマークとしても知られる存在です。その「顔」ともいえるウインドウディスプレイは、1952(昭和27)年に産声を上げました。以来、変わらずこだわり続けてきたのは「銀座を訪れるすべての人をもてなす」こと。これからも皆様の心に響くような、文化的な存在を目指してまいります。
2026.09.10[Thu]-2026.11.04[Wed]
ディスプレイテーマ
「粧」
沈黙は金、唇を結んで。
装いは、言葉の代わりに語るもの。
何を好み、何を大切にし、どのように生きるのか。 人は言葉を尽くさずとも、その佇まいに美意識を宿している。
ウインドウに浮かぶのは、柔らかな光をたたえた巨大な唇。その足元には、無数の「紅」が一筆のように広がる。 遠くからはひとつの色として見え、近づけば一つひとつの素材が姿を現す。
見えるものと、見えないもの。 語ることと、語らないこと。すべてを語らないからこそ生まれる、想像の余白。
秋の装いに宿る、静かな雄弁を表現する。
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