セイコーグループが目指す未来
創業者 服部金太郎は、社会の基盤となる正確な時間を伝える時計事業こそ社会課題を解決するソリューションであると考え、1881年に服部時計店を創業しました。
その精神を受け継ぎ、革新へのあくなき挑戦で、人々と社会に信頼と感動をもたらし、世界中が笑顔であふれる未来を創ることを目指します。



Group Purpose
グループパーパス
革新へのあくなき挑戦で、
人々と社会に信頼と感動をもたらし、
世界中が笑顔であふれる未来を創ります。
これまでになかった技術・製品・サービスを生み出すために常に挑戦します。社会課題を解決することで、
世の中に貢献して、ステークホルダーに信頼と感動を与え、笑顔であふれる未来を創ります。
Corporate Philosophy企業理念
社会に信頼される会社であること
常にお客さま本位の姿勢を大切にし、質の高い商品・サービスを提供します。
お客様に育てられたSeikoブランドの価値をさらに高めます。経営の透明性・公正性を一層高め、環境への配慮に努めます。
数字で見るセイコーグループ
セイコーグループの事業や業績、セイコーならではの魅力を数字でご紹介します。
創業
事業開始 1881年(明治14年)
143年
時計店に勤めながら資金を蓄えた服部金太郎は、1881年、21歳で銀座に時計の小売・修理を行う「服部時計店」を創業しました。
グループ従業員数
2024年3月31日現在
11,740名
セイコーグループではグループ全体で11,740人の従業員が働いています。
連結業績
2024年3月期
2,768億円
営業利益147億円
売上構成比率は、外部顧客への売上高をもとに算出しています。

国内/国外事業拠点
セイコーグループはグローバル市場に向けた製品・サービスの提供を行うため、世界各地に拠点を設けています。※2025年1月現在
海外拠点
35拠点
国内拠点
38拠点
全世界ブティック数
83店舗
全世界に83店のブティックを展開。リアルブティックとオンラインブティックのサービス融合と、デジタル領域での取り組みにも注力しています。※2024年3月31日時点
特許
3,217件
社会の未来を切り開くべく、あらゆる分野にて技術開発をしています。
※2024年3月31日時点
時育参加者
11,590人
セイコーだからできる未来を担う世代の育成活動に取り組んでおり、開催規模・開催地域を拡大し、子どもたちの笑顔を世界中に広げていきます。
※2024年12月31日時点
世界陸上で計測した世界記録
35回
日本と英国に拠点を持つセイコーのタイミングチームはこれまで公式計時を担当した世界陸上大会に延べ3,400人のスタッフを動員し、35回の世界記録樹立をサポートしました。
※2024年3月31日時点
機械式腕時計の高精度化
340点以上のパーツ
世界初の新機構を搭載した「グランドセイコー Kodo(鼓動)」は、340点を超えるパーツで構成されたムーブメントを搭載し、安定した高精度を実現しました。
最も軽いひげ持ちねじの重さ
0.0005g
機械式腕時計に使われるねじの一つ。
重さは機種により異なり、0.0005~0.001gで作られています。
History沿革
セイコーグループは常に社会や人々に欠かせない価値を提供していくため、いつの時代も変革に挑戦してきました。日本における「とき」の文化をリードしてきたセイコーグループの歩みをご紹介します。
「すべて商人は、世間より一歩先に進む必要がある。ただし、ただ一歩だけでよい。何歩も先に進みすぎると、世間とあまり離れて預言者に近くなってしまう。商人が預言者になってしまってはいけない。」
創業の精神は、現在に至るまで脈々と受け継がれ、セイコーグループのすべての事業活動の原点となっています。
創業者 服部金太郎

Value Creation価値創造ストーリー
SEIKOブランドを中心とした経営資源を基盤とし、独自の3つの価値創造の源泉を活用して、資源の強化・拡大を図ることで、持続的な成長をしていきます。
中期経営ビジョンとして「ソリューションカンパニー」になるという目標達成に向けて第8次中期経営計画「SMILE145」を推進し、企業価値の向上を加速させることで、グループパーパスの実現を目指します。

価値創造ストーリー
Brand
信頼の積み重ねで築き上げた、世界で唯一無二のSEIKOブランド
セイコーグループは、創業以来、常に社会に役立ち信頼していただける存在であり続けるため、挑戦を続けてきました。
その結果として世界でも唯一無二のSEIKOブランドを築きました。

関東大震災での誠意ある対応による社会的信用の獲得

正確な計時・計測を提供し、感動の瞬間を刻む
写真:アフロスポーツ

セイコーのブランド力を支える「現代の名工」
当グループには7名在籍 ※2024年3月末時点
価値創造ストーリー
Technology
時計製造で培われた「匠・小・省」の
精神によるイノベーション
セイコーグループは、創業以来、常に社会に役立ち信頼していただける存在であり続けるため、挑戦を続けてきました。
時計とともに進化する卓越した技術、未来を支える技術力を示し、その結果として世界でも唯一無二のSEIKOブランドを築きました。


匠・小・省を体現した技術力と製品の一例

価値創造ストーリー
Solution
徹底したお客さま視点での提案力
セイコーグループは常にお客さま本位の姿勢を大切にし、お客さま視点に立った質の高い商品・サービスを提供し続けます。
CRM協議会主催の「2023CRMベストプラクティス賞」を受賞

グループが持つ技術力
セイコー独自のおもてなしの心
一人ひとりのお客さまに最適な
ソリューションを提案
核となる強み
お客さまのニーズ・業界に精通した新しい
ソリューション創出力

私たちが創り出す3つの戦略ドメイン
セイコーグループは、3つの戦略ドメインで事業を展開。
高付加価値・高収益な製品・サービスを提供するとともに、社会課題の解決と収益性の向上を目指しています。

Emotional value solution
エモーショナルバリューソリューションドメイン
ウオッチやクロックをはじめとする、お客様に感動を与える美意識やこだわりに満ち、機能的価値・感性的価値・社会的価値の高い製品・サービスを創出しています。

Device solution
デバイスソリューションドメイン
技術革新が生み出すデバイスソリューションで、社会が求める高機能・高品質を提供することで、Society 5.0(サイバー空間とフィジカル空間を融合させて社会課題を解決)の実現に貢献します。

System solution
システムソリューションドメイン
社会のイノベーションをワンストップのICTソリューションにより提供し、サスティナブルな成長を実現します。お客様ニーズに即した持続的な価値提供により、お客様・社会・グループの価値向上に貢献します。
業績推移
2024年3月期業績
売上高:2,768億円
営業利益:147億円

ドメイン別業績推移
2024年3月期業績
エモーショナルバリュー
ソリューションドメイン
売上高:1,883億円
営業利益:172億円

デバイスソリューション
ドメイン
売上高:583億円
営業利益:21億円

システムソリューション
ドメイン
売上高:404億円
営業利益:47億円
