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汚染防止

関連するSDGs目標

  • 12:つくる責任つかう責任

当社グループは、化学物質の不適切な管理による環境汚染をはじめ、想定される環境リスクを洗い出し、化学物質の適正管理を通じて汚染の防止に努めています。

基本的な考え方

化学物質は、不適切な取り扱いや装置の故障などにより、環境汚染や健康被害を伴う事故につながるリスクがあります。こうしたリスクを低減・回避するためには、化学物質を正しく安全に管理する体制や手順を整備し運用していくことが必要です。
当社グループでは多種多様な化学物質を使用していることから、事業活動での使用および製品に含有される化学物質に関して各国の法令・規制に対応した適正な取扱い・管理の徹底に加え、使用量の削減や、より安全性の高い代替物質への切替えなどを推進し、環境負荷低減に取り組んでいきます。

各事業会社では、リスクや環境負荷の低減に向けて化学物質マネジメント体制を構築し、適正な管理と削減活動を行っています。具体的には、法規制に基づく化学物質の適切な取扱い・管理の徹底、社内講師による化学物質管理教育、漏洩等の緊急事態を想定した対応訓練、日常点検や内部監査による管理状況の確認、有資格者の育成などを継続的に実施しています。また、代替物質や使用量削減に関する情報をグループ内で共有し、化学物質使用量の削減を推進しています。製品含有化学物質についても、国内外の法規制や顧客要求に対応するため、サプライヤーと連携しながら情報収集および管理体制の強化を図り、規制対象物質の含有抑制や代替化を推進しています。

2025年度総括

当社グループでは、化学物質の使用量削減に向け、必要最小限の使用を基本とした管理を推進しています。2025年度のPRTR法※対象物質の取扱量は約99トンとなり、前年度比で約18トン増加しました。これは主に、生産量の増加に伴うものです。
また、化学物質を使用する事業会社では、法令や社内基準に基づく取扱い・管理を徹底するとともに、化学物質管理に関する教育や緊急事態対応訓練を継続的に実施しています。2025年度も、環境活動の年間計画に基づく教育訓練に加え、内部監査による現場確認を実施し、化学物質の適正な保管・使用・廃棄に関する管理状況を検証し、リスク低減に取り組みました。
さらに、製品含有化学物質については、国内外の法規制や顧客要求への適切な対応を目的として、サプライチェーン全体での管理強化を通じて、製品の安全性確保と環境負荷低減に取り組みました。

※PRTR(Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度)化学物質の取扱量、環境中への排出量、廃棄物に含まれて事業所外へ移動する量などを把握・集計し、公表する制度。企業はこの制度の対象となる化学物質について集計し、行政機関に年に1回届け出る。

化学物質管理教育

当社グループでは、環境教育のプログラムの一環として、化学物質管理に関する専門講座を実施しています。講師を社内専門家が務め、化学物質の特性やリスクに加え、関連する法規制や適切な管理のポイントなど、多岐にわたり教育を行っています。
また、化学物質の漏洩などの緊急事態を想定し、対応策やコミュニケーション手順を定めた手順書を整備しています。手順書に基づく緊急事態対応訓練を定期的に実施し、その有効性を確認するとともに、必要に応じて内容の見直しを行っています。あわせて、汚染拡大防止に向けた実践的な対応力の向上を図っています。

化学物質漏洩対応訓練(Seiko Instruments Technology (Shanghai) Inc.)

製品含有化学物質管理

製品に含有される化学物質に関する規制は、EUのRoHS指令をはじめとして、アジア地域を含む世界各国で強化・拡大しています。当社グループでは、規制により使用が禁止されている物質に加え、人体や環境への影響が懸念される物質についても、製品への含有禁止やリスク低減に取り組んでいます。
製品を取り扱う事業会社では、製品含有化学物質の管理体制を構築し、RoHS指令やREACH規則をはじめとする国内外の法規制および顧客要求事項の遵守を徹底しています。また、代替化や削減活動を推進するとともに、定期的な分析・調査を実施することで、規制対象物質の含有防止に取り組んでいます。
製品に関する環境法規制の中には、化学物質の含有状況や適切な廃棄方法などについてラベル表示を求めるものがあります。表示内容は国や地域により異なるため、各事業会社では適用される法規制を確認し、要求事項に対応した表示を行っています。

関連リンク

環境マネジメント

PRTR対象物質データ

その他の活動

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