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汚染防止

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  • 12:つくる責任つかう責任

化学物質の不適切な管理による環境汚染をはじめ、想定される環境リスクを洗い出し、汚染の防止に努めています。

基本的な考え方

化学物質は、不適切な取り扱いや装置の故障などにより、環境への汚染や人的被害を伴う事故の発生などのリスクがあります。これらリスクを低減し回避するためには、化学物質を正しく安全に管理する体制や手順の構築が必要です。
当社グループにおいては多種多様な化学物資を使用しているため、化学物質の使用量の削減や、より安全性の高い化学物質への代替なども重要と認識し、環境負荷低減に向けて取り組んでいきます。
各事業会社では、リスクや環境負荷の低減に向けて、化学物質におけるマネジメント体制を構築し、化学物質の適正な管理や削減活動を行っています。具体的には、社内講師による化学物質管理教育、漏洩などの緊急事態への対応訓練、日常点検や内部監査での管理状況の確認、そして有資格者の育成などの施策を継続的に実施することで、適正な取り扱い方法や管理を徹底しています。さらに、代替物質や使用量削減方法の情報共有などにより、使用量の削減を進めています。

2023年度総括

化学物質の使用については可能な限り少ない量での使用に努めています。2023年度のPRTR法※1対象物質の取扱量は約57トンで、前年度より約44トン削減しました。削減の主な要因は一部の製造工程を外部委託したことによります。
化学物質を使用している事業会社では継続的に化学物質管理の教育や緊急事態の対応訓練を行っています。2023年度も環境活動の年間計画に基づき、教育訓練の実施や、内部監査により現場確認を行いリスクの低減を図りました。

※1 PRTR(Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度)化学物質の取扱量、環境中への排出量、廃棄物に含まれて事業所外へ移動する量などを把握・集計し、公表する制度。企業はこの制度の対象となる化学物質について集計し、行政機関に年に1回届け出る。

化学物質管理教育

当社グループでは、環境教育のプログラムの中で化学物質管理の専門講座を設けています。講座では化学物質の特性やリスクについて、また、化学物質に関わる法規制、実際の管理におけるポイントなどを多岐にわたり教育しています。
また、化学物質の漏洩などの緊急事態を想定し、その対応策やコミュニケーションに関する手順書を整備しています。 定期的に手順書に基づいた緊急事態対応訓練を実施し、手順書の有効性を確認すると同時に、汚染の拡大防止の方法を実践で習得しています。

化学物質漏洩対応訓練(Seiko Instruments Technology (Shanghai) Inc.)
化学物質漏洩対応訓練(Seiko Instruments Technology (Shanghai) Inc.)

関連リンク

環境マネジメント

PRTR対象物質

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