関連するSDGs目標
セイコーホールディングスグループでは、地域・社会の繁栄、地域・社会との共存を目的に、さまざまな活動に取り組んでいます。
海外でのスポーツ協賛活動
セイコーホールディングスグループ各社の海外現地法人と代理店は、スポーツを通じたチャリティーやボランティア活動に参加することで、地域活性化への貢献に努めています。
セイコーTime to Shine
世界陸上ドーハ2019の期間中に、若者たちに陸上に親しんでもらうイベントが開かれました。15歳から18歳までの男女が、世界のトップアスリートと同じ会場、同じ機材を使用してレースを行い、機材の説明を受けました。入場パフォーマンスまで本物そっくりの舞台に若者たちは大興奮。幅跳びの世界記録保持者マイク・パウエルさんも参加して、盛り上がりました。

元受刑者の社会復帰をサポートするスポーツイベント
セイコーは、シンガポールのチャンギ刑務所内で毎年開催される「Yellow Ribbon Prison Run」に2011年からオフィシャルタイマーとして協賛しています。このスポーツイベントは、元受刑者の社会復帰プログラムのサポートを目的としたものです。2019年の大会には、賛同する一般ランナー約10,000人が参加しました。


国内でのスポーツ協賛活動
セイコーホールディングスグループ各社は、それぞれの事業の特性を生かしながら、スポーツを通じた子どもや若者の育成に貢献しています。
スポーツひのまるキッズ
スポーツひのまるキッズ協会では、親子の絆を深めることを目的として、年間を通して柔道・バスケットボール・自転車・ソフトテニスなど多岐にわたり大会やイベントを開催しています。セイコーはスポーツひのまるキッズの年間の活動に協賛しており、大会賞品としてタイマークロックやキッズウオッチを提供しています。

水泳の日
社会貢献活動の一環として、水に親しむきっかけづくりを目的に制定された「水泳の日」。
第5回となる2019年は、名古屋市で開催され、子どもたちへのオリンピック出場者によるトークショーや泳ぎ方クリニック、飛込・水球・アーティスティックスイミング・日本泳法の実演など、多彩なイベントが開催されました。セイコー主催のイベントでは地元の水泳連盟にストップウオッチの寄贈を行い、地域の水泳の発展に貢献しました。

海外での社会貢献活動
セイコーホールディングスグループ各社の海外現地法人と代理店は、それぞれの地域に密着したチャリティーやボランティア活動に参加することで、地域活性化への貢献に努めています。
ラオスの小学校に掛時計300個を贈呈
ラオスは、貧困の解決と近代化の基盤として教育に力を入れています。国際協力機構はこれを支援するため算数の教科書制作に協力しています。教科書には「時計の読み方」が含まれていますが、学校には時計がありません。そこでセイコーは教室に置く掛時計を300個寄贈しました。学校に設置されたクロックは早速算数教育に役立っています。

クリスマスセーターを着て寄付を募る活動
毎年12月、イギリスでは、会社員や児童が普段のビジネススーツや制服などの代わりにクリスマスセーターを着て、周りの人たちから寄付を募るイベント「Christmas Jumper Day」が開催されています。寄付金は、子どもたちの権利と保護を目的として活動する団体、セーブ・ザ・チルドレンに贈られます。セイコーは、従業員の参加を支援するとともに、寄付金を送付しました。

共同開発による技術振興と研究指導
セイコーホールディングス(株)の研究開発部は、Seiko Manufacturing (Singapore) Pte. Ltd.のResearch & Development Divisionを海外研究開発の拠点として国家研究機関や大学と共同で開発を推進し、また、開発を通じて現地学生の教育指導なども行っています。

音楽を通じた取り組み
セイコーホールディングスグループは、音楽を通じた社会支援活動に取り組み、人々との絆を深めています。
"わ"で奏でる東日本応援コンサート
Seiko Summer Jazz Camp
セイコーは、音楽を志す子どもたちや若い世代の演奏家を応援しています。
セイコーが特別協賛する「Seiko Summer Jazz Camp」は、ジャズ・ミュージシャンを目指す有能な日本の若者に、世界を舞台に活躍する講師陣が演奏技術と理論、楽しみ方などを指導するイベントです。
最終日には、公開コンサートが行われ、生徒たちが成果を披露するとともに、セイコー賞が授与されます。
過去の受講生の中からは、プロデビューを果たした若者も輩出しています。
2020年からは、SNSを駆使したWebキャンプも開催しています。
今後も音楽の無限の力を通して、イベント内容の拡充を図ってまいります。

「学び」の機会と場を提供する活動
セイコーホールディングスグループは、時計に関する知識や異文化交流において、「学び」の機会と場を提供する活動に取り組み、次世代育成に貢献しています。
「時」と「時計」を学ぶ、セイコーミュージアム 銀座
セイコーミュージアムは1981年、創業100周年記念事業として「時と時計」に関する資料・標本の収集・保存と研究を目的とする資料館として設立されました。
創業者・服部金太郎生誕160周年にあたる2020年8月に、セイコーの発祥の地である東京・銀座へ移転し、「セイコーミュージアム 銀座」として新たに開館いたしました。セイコーミュージアム 銀座は、服部金太郎に関する貴重なアーカイブ資料やセイコーの製品史のみならず、日時計から和時計まで広く時計の歴史を紹介し、大人の方からお子さままで、多くの皆さまにお楽しみいただける博物館です。




子どもたちの可能性と出会うミュージアムワークショップ
セイコーミュージアムでは、2012年よりこれまでさまざまなワークショップを内外に展開してまいりました。小学生向けや修学旅行生のための腕時計作りに始まり、大人の方や海外からの方向けにアクセサリーワークショップなども行っております。また2019年からは未就学児童から参加できる「世界にひとつだけの時計をつくろう」ワークショップがスタートいたしました。掛け時計(クロック)の文字板に自由に絵を描き、道具を使ってしっかりと時計を組み立てる。このような体験を通じ、子どもたちは自由な想像力、創造力を大いに発揮しています。共に考え、共に学び、共に作る喜びを伝えるため私たちに何ができるか、子どもたちの可能性が最大限に開花する環境作りを第一に考えます。


自宅で楽しむセイコーミュージアム 銀座
子どもたちの未来を育み、ともに豊かで美しい「時」を創造していくために
セイコーホールディングス(株)は、子どもが社会の仕組みを学べる子どもの街「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」のオフィシャルスポンサーとして、街時計パビリオンを出展しています。このパビリオンは、子どもたちが「からくり時計」のパフォーマーとなって時を告げることで、人前で演じるプレゼンテーション能力を身につけながら、時間の意味や大切さを学ぶことを目的としています。

セイコーわくわく教室
優しさがあふれる社会をつくる
世界中の子どもたちの多様性・創造性を育み、平和の文化と持続可能な地球社会を築いていくためにユネスコが開催している「国際ユース作文コンテスト」に、セイコーは協賛しています。この作文コンテストは、教育分野でSDGsの達成に貢献するべく、ユネスコが行なっているグローバル・アクション・プログラムの一つです。
2019年のテーマは、「優しさがあふれる社会をつくる」でした。世界157ヶ国から20,657作品もの応募がありました。
セイコーは世界各国の入賞者に腕時計を贈呈し、特に文部科学大臣賞を受賞した2名は、和光の時計塔にご招待し贈呈式を行ないました。
文部科学大臣賞
(子どもの部)
オルタヨ・イフェダヨ・ビクトルさん(ナイジェリア)14歳
作品:
「無償の優しさ」
(若者の部)
イリヤ・ニキチェチェフさん(ロシア)22歳
作品:
「優しい魂が世界をより良い場所にする」

軽井沢にあるインターナショナルスクールにポール時計や壁掛け時計を贈呈
全寮制国際高等学校「ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン」に、校庭のポール時計、体育館および教室の壁掛け時計を贈呈しました。
