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Sound Inn S

2020年1月18日 放送

#58:田代万里生

田代万里生

番組レポート

田代万里生

2020年を迎え、新たな逸材を皆さんにご紹介したいと思います。
現在のミュージカルシーンには欠かせない存在である俳優・田代万里生さんです。
東京芸術大学音楽学部声楽科にて、テノールを専攻し、大学在学中の2003年にオペラ・デビューを果たすなど、その実力は折り紙付き。
伸びやかで甘く、どこか上品なその歌声は、時に「天使の歌声」とも称されています。

まずは、日本でCM楽曲として使用され有名なイタリア歌曲「Volare」をカバー。
アレンジを努めた、斎藤ネコさんは東京藝術大学の先輩にあたり、収録ではとても息の合ったセッションをみせてくれます。
当番組では初めてとなる、フルサイズイタリア語での歌唱は、“田代万里生らしさ”全快のサウンドとなっています。

田代万里生

さらに東京藝術大学の先輩である・藤山一郎さんが歌った「東京ラプソディ」にも挑戦。
アレンジは、これまた東京藝術大学の同級生・大嵜慶子さんが担当しこれぞ歌謡曲!という原曲が、若々しい2人のセッションによって、爽快感溢れるサウンドに仕上がっています。

田代万里生

そして尊敬する作曲家・ミッシェル・ルグランの代表作「シェルブールの雨傘」を冨田恵一さんのアレンジで披露。
Popsのヒットメーカーで知られる冨田さんは、クラシカルな原曲をあえてキャッチーでポップなサウンドに仕上げ、新鮮なシェルブールの世界感を作り上げています。

田代万里生

またロケでは、親交のあるジャングルポケット⻫藤慎⼆さんとトークを収録。
芸⼈さんと俳優・歌⼿の共通点をめぐり、熱い想いが溢れ出します。

“ここでしか聴くことの出来ない極上のサウンド”を今年も目指し続けます。
他に類を見ない音楽番組「Sound Inn “S”」を是非お楽しみください。

※曲順は放送順と異なる場合があります。

出演者メッセージ

田代万里生

数々の歌番組が存在する中、このSound Inn “S”の最⼤の特徴は、「完成」した⾳楽をただ届けるだけでなく、そこに⾄るまでの「過程」をあえてしっかり魅せていくところなんだと、今回収録を終えて実感しました。

Volareをアレンジして下さった斎藤ネコさんは、⿐歌で良いから『今』の⽥代万⾥⽣が歌うVolareのフルコーラスをアカペラで歌った⾳源が欲しいとリクエスト頂き、今回新たに丸々歌って⾳源をお送りさせて頂きました。
その歌声からのインスピレーションで、収録当⽇はまるで⼀緒に呼吸をしているような、緻密でありながらとても⾃然なアレンジを⽣み出して下さいました。

シェルブールの⾬傘をアレンジして下さった冨⽥恵⼀さんは、ミシェル・ルグランの印象派の絵画を彷彿させる独特なグラデーション・メロディを、原曲の特徴でもある⾳楽的な揺れをあえて封印し、⼼地の良いグルーヴ感やビート感のある、クールで真逆な世界観にして下さいました。
クラシカルな原曲からよりキャッチーでポップに⽣まれ変わり、⽇本を代表するヒットメーカーならではのアプローチは、僕にとってとても新鮮でした。

東京ラプソディーをアレンジし、さらにピアノの演奏までして下さった⼤嵜慶⼦さんは、今回偶然の共演ながら東京芸術⼤学の同級⽣です。この曲のオリジナルを歌っている藤⼭⼀郎さんは、僕らにとって⼤学の先輩にあたります。藤⼭⼀郎さんのようにクラシックの世界から、ジャンルを⾶び越え数々のチャレンジを試み、さらには⽇本中の国⺠から愛される存在にまで登り詰めたキャリアは、僕ら⼆⼈にとっても⾮常に興味深いものです。これぞ歌謡曲!な原曲を、まさかのハバネラのリズムで、ある意味さらにレトロに仕上げ、後半にかけての⼒強い若々しいアレンジの爽快感により、楽曲そのものの素材⼒を改めて奥深く感じました。

またロケでは、親交のあるジャングルポケットの⻫藤慎⼆さんとトークを収録。笑いすぎてお腹が痛くなるほど話に花が咲いたのはもちろんですが、芸⼈さんと俳優・歌⼿の共通点をめぐり、予想を遥かに上回る⻫藤さんの溢れ出す誠実な熱い想いが、僕をさらに熱くさせてくれました。
盛り沢⼭のライブにトーク、本当に貴重な経験をありがとうございました。
記念すべき2020年の初回放送!1⽉18⽇が楽しみです!

田代万里生

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