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Sound Inn “S”

幼い頃から歌うことが大好きだったという上白石萌音。

17年10月21日放送

#31:上白石萌音

番組レポート

幼い頃から歌うことが大好きだったという上白石萌音。
2014年に、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し
2016年には、ヒロインを務めた劇場アニメ「君の名は。」が大ヒットするなど女優として目覚ましい活躍を続けてきました。
今回は、そんな彼女の「歌手」としての魅力をたっぷりとお伝えします。

まず披露するのは、オーディションで歌う時は必ず選曲するという
レ・ミゼラブルの名曲「On My Own」。
彼女曰く『夢が叶う時や、一歩踏み出す時、常にそばにある。』という曲を斎藤ネコとのセッションにより、表情豊かに歌い上げます。

そして、73年に小坂明子が歌い大ヒットとなった「あなた」をカバー。
音楽プロデューサー島田昌典が、昭和歌謡にあえてカーペンターズのようなアメリカン・ポップスのアレンジを加え、
上白石の明るい表情が映える世界観を作り上げました。

さらに、7月に発売した初のオリジナル・アルバム「and...」から
島田昌典アレンジの「ストーリーボード」を披露します。

錚々たるアーティストに、まるで「演じるように歌う」と称され
彼女が魅せる唯一無二の魅力を詰め込んだ今回の「Sound Inn “S”」
一夜限りのサウンドを、是非お楽しみください。

出演者メッセージ

今回選んだ曲はどれも、わたしにとって大切な曲です。うち二曲を島田昌典さんに、一曲を斉藤ネコさんにアレンジしていただきました。

一曲目の「あなた」は、島田さんが音楽監督を務められた「History of Pops70s」という、1970年代の曲をカバーするイベントでも歌わせていただいた曲です。このイベントの時はワンコーラスだけの歌唱でしたが、一曲を通してのストーリーに心を大きく動かされ、いつかフルコーラスで歌ってみたいと思っていました。ぬくもりを肌で感じるような温かいアレンジによってこの曲の美しさや景色、切実な想いがより一層わたしの中で鮮やかになった気がしました。心を込めて、大切に歌いました。

二曲目の「ストーリーボード」は、今年リリースした初めてのオリジナルアルバム「and...」の中に入っている曲です。作詞作曲をandropの内澤崇仁さんに、アレンジを島田さんにしていただいたこの曲、テレビで歌唱するのは初めてです!大切な人へのまっすぐな想いが一曲を通して少しずつ変化しながら描かれている、わたしにとっても大好きな、かけがえのない曲です。今回島田さんのリアレンジによってより爽やかに、グルーヴィーに生まれ変わった「ストーリーボード」、とても新鮮な気持ちで歌わせていただきました。

最後に「On My Own」。元々ミュージカルが大好きで、この曲も中学生の頃からずっと歌ってきました。初主演の映画の最終オーディションで歌った曲でもあり、そういう意味ではわたしの人生を変えた曲です。斉藤ネコさんのアレンジによって、ミュージカルの世界観を保ちながらもわたしにとって新しい「On My Own」が生まれたような気がしました。ハープで奏でられる前奏の旋律に誘われるように、すーっと全身が真空状態になり、歌い終わった時はあり記憶がありませんでした。何回も歌ってきたこの曲ですが、そんな経験は初めてで、忘れられない一瞬でした。

前回の放送を一視聴者として見て、「わたしもいつか…」と思っていたわたしにとって、この日は忘れられない1日になりました。
羨望と憧れを抱いていたスタジオは、思っていた以上にミュージシャンの方々との距離が近く、皆さんの息を感じられる密な空間でした。
音楽はみんなで1つの輪になって奏でるものであること、全ての音や言葉には沢山の意味が込められていること、そしてわたしはこんなにも音楽が好きだということ、より強く、心に刻まれました。

ここには書ききれないほど沢山の感情を覚えた収録の一部始終がオンエアされること、不安でもあり楽しみでもあります。(笑)
是非、楽しみにご覧ください!