写真 窪田亮
セイコーが推進する次世代育成支援「時育®」の一環として、8月25日・26日、インフロニア草津アクアティクスセンター(滋賀県草津市)で「時育®セイコースポーツアカデミー水泳編」を開催しました。
講師には滋賀県出身の大橋悠依さん(セイコースマイルアンバサダー)、サポート講師として佐藤翔馬選手(セイコーアスリート)を迎え、全国から集まった小中学生の競泳選手たちを指導しました。教室では、種目ごとのレッスンに加え、実際の競技で使われるセイコーの計時計測機器でのタイム計測も体験しました。
佐藤翔馬選手(左)と大橋悠依さん(右)
今回の教室は2部構成で行われました。第1部「総合レッスン編」では基本のフォームを、第2部「個人メドレー特化レッスン編」では複数の泳法に取り組む面白さを、大橋さんと佐藤選手が直接指導。教室の最後には、参加した子どもたちとの記念撮影も行われました。
地元・滋賀での教室開催が決まったとき、どのようなお気持ちでしたか。
― 大橋さん:セイコーさんから「滋賀県でやりませんか」とご提案いただき、素直にとてもうれしかったです。私自身、地元がとても好きなので地元に恩返しができ、子どもたちにとってもプラスになる機会だと感じました。
佐藤選手は今回初めて時育®で教える立場になったと伺いました。実際に教えてみて、いかがでしたか。
― 佐藤選手:今回は大橋さんの指導をサポートする立場で参加しました。イベントに関われたことを、とてもうれしく思っています。大橋さんとは競技者として以前から交流があり、一緒に練習をしてきた仲でもあるので、頼もしい先輩として今回も助けていただきました。
選手コースで頑張る子どもたちに、競技を続けるうえで大切にしてほしいことは何ですか。
― 大橋さん:自分で何が必要かを考えられるようになってほしいと思っています。誰かに言われたから、誰かがやっているからではなく、自分にとって必要か、自分に合っているかを、自分の感覚や考えで決められるようになってほしいですね。
また、選手として速くなることを目指してほしい思いはありつつも、いつか競技をやめるときが来ます。それでも水泳を好きでいてほしいし、個人メドレーの面白さを感じてほしいという願いを込めて指導しました。
― 佐藤選手:気持ちの持ち方は、本当に大事だと感じています。同じ練習量でも、気持ちの入り方次第でタイムがまったく違ってくるんです。気持ちを強く持つことを、子どもたちにも大事にしてほしいと思います。
水泳を頑張る子どもたちに、これから成長していくために意識してほしいことはありますか。
― 大橋さん:水泳だけに絞らず、さまざまなスポーツや、興味を持ったことに挑戦してほしいと思います。体の動きをイメージし、実際の動きと合わせる感覚は、水泳以外のスポーツでも磨くことができます。幅広い経験が水泳に生きることもあるので、水泳を軸にしながら、いろいろなことにアンテナを張ってほしいですね。
― 佐藤選手:僕自身も小学生の頃は野球や陸上、サッカー、体操、ピアノなど、本当にいろいろなことをやっていました。中学で水泳一本に絞ってからも、放課後にバスケットボールをすることがありましたが、そうした経験が水泳にも生きていると感じます。水泳の練習はもちろん大事ですが、視野が狭くならないようにすることも、同じくらい大事だと思います。
最後に、これから水泳を続ける子どもたちへ、メッセージをお願いします。
― 大橋さん:両親の支えがあってこその競技活動だと、大人になってから強く感じるようになりました。うまくいかない時期も、支えてくれる人への感謝の気持ちを持ちながら、競技を続けてほしいと思います。
― 佐藤選手:選手として速くなってほしいという思いはもちろんありますが、人として「良い人」になってほしいと思っています。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。この言葉のとおり、やるべきことをやり切れば、きっと良いことが起こるはずです。人としても成長していってほしいですね。
水泳を通じて、自分で考えること。競技の外にも目を向けること。そして、支えてくれる人への感謝を忘れないこと。大橋さんと佐藤選手が子どもたちに届けたのは、泳ぎの技術だけでなく、これから成長していくための大切な視点でした。セイコーは「時育®」を通じて、子どもたちが本物の経験に触れ、自らの可能性を広げる機会を届けていきます。
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