2022年度 アーカイブ

山田町

コンサートは地域住民参加型であり、合計で100名を越える地元の方々がステージに上がりました。冒頭には山田中学校吹奏楽部が「日本を勇気づける名曲メドレー」と銘打ってJ-POPの名曲メドレーを披露。山田町中央公民館大ホールが約600名の観客の熱気に包まれました。地元の小～高校生が所属する やまだなかよしだんすくらぶ のヒップホップダンスには拍手喝采、コーラス泉の会、山田町民合唱団・ジュニアの合唱には観客が涙する姿が見られました。
コンサート後半には、コーラスグループサーカスの皆さんが、地元出身のフルート奏者・山崎鮎子さんと共演し、代表曲アメリカン・フィーリングをはじめ5曲を披露し、ホール全体を魅了しました。

新地町

新地町のある北部海沿いの相双地区は、津波による大きな被害を受けたエリアです。今年3月の地震の記憶も生々しく、地元メディアからは、そのような地域でのコンサート開催はとても意義深いという声が聞かれました。
満席となった会場では、新地町立尚栄（しょうえい）中学校吹奏楽部、相馬男声合唱団、南米フォルクローレバンドのアミーゴ de シンチといった地元チームが次々に登場し、それぞれに息の合った演奏を披露しました。スペシャルゲスト、八代亜紀さんが「雨の慕情」「舟唄」等数々の大ヒット曲を熱唱、曲の合間には温かな掛け合いで客席を一気に八代ワールドに引き込みました。熱気で溢れた会場は一体となり、満場の笑顔が印象に残るコンサートとなりました。

七ヶ浜町

コロナウィルス感染症に対する規制が厳しい中での開催となったため、残念ながら観客数は半分と制限が設けられましたが、チケット配布時には200枚のチケットが30分で全て配布完了、注目度の高いコンサートとなりました。
コンサートはヨサコイグループ月詠の総踊り「愛日本」で幕を開けました。かっこいい総踊りの後は、森川茜withビーチセブンズの皆さんのバンド演奏で会場を盛り上げます。スペシャルゲストの渡辺真知子さんが「迷い道」等ヒット曲や、笑い満載のトークを交えた熱いステージを披露。代表曲「かもめが翔んだ日」では、イントロに合わせ舞台後方のカーテンが開き、大きなガラスの向こうに一面の海、そして発砲スチロールで作られたカモメがひらひらと舞うという、この会場でしか見られない演出に客席からは大歓声が上がりました。