Sound Inn S
透明感がありながらもどこか悲しい響きを持つ歌声とメロディーで人気の熊木杏里。
2018年4月21日 放送
#37:熊木杏里

番組レポート
透明感がありながらもどこか悲しい響きを持つ歌声とメロディーで人気の熊木杏里。
それらは多くの人に忘れがたい印象を残し、多数の映画やドラマ、CMなどで楽曲が使用され、さまざまな分野で愛され続けています。
まずは、デビュー当時よく聴いていたというリサ・ローブのヒットナンバー「Stay」をカバー。
彼女曰く『話しているみたいな歌詞とギターのサウンドが好き』という曲をあえてピアノと木管を際立たせて、冨田恵一がアレンジし、聴いていて心地良いと思えるサウンドに仕上がっています。

映画「バッテリー」の主題歌だった「春の風」は熊木が『壮大な曲なのでもう少し寄り添う曲にしてみたい』とリクエスト。
島田昌典の『まさに春の風が吹いてるようなイメージにした』というアレンジでこの時期にピッタリな叙情的なサウンドをお楽しみいただけます。
ラストには、彼女のルーツであるフォークソングを意識したセッションに。
自身がファンのために作ったという楽曲「羽」を同じくフォークソングが大好きなアレンジャー坂本昌之が70年代を彷彿とさせるサウンドに仕上げ、温かみのある世界観を作り上げました。
熊木杏里が魅せる唯一無二の魅力を詰め込んだ今回の「Sound Inn "S"」一夜限りのサウンドを、是非お楽しみください。
※曲順は放送順と異なる場合があります

出演者メッセージ
生の音をこんなに近くで聞けて、素敵なプロデューサーさんたちに囲まれ、至福の時間でした。
収録なので、カメラが近くにいるのに、それも気にならないくらい、音楽に集中できました。
今後も、より音楽を研究しながらやっていこうと思わせてもらえる貴重な体験でした。
皆さん、ぜひご覧ください
