Sound Inn S
2025年8月17日 放送
#125:佐藤竹善

番組レポート
1曲目は、バンドの方向性を決定づけたという思い出のナンバー「La La La」。
尊敬する大先輩・小田和正さんから初めて「いい曲だ」と褒められた楽曲で、アレンジは本間昭光さんが担当。オリジナルの温かさに、ストリングスと3管が響く新たな彩りが加わり、当時から変わらない竹善さんの伸びやかな歌声が見事に溶け合ったセッションとなりました。

2曲目は、オフコースの名曲「生まれ来る子供たちのために」をカバーします。
2002年に小田和正さんのプロデュースによりカバーシングルとして発表された楽曲で、今回は小田さんから竹善さんへサプライズコメントも到着。当時のレコーディング秘話や、35年に及ぶ交流を感じさせる思い出トークとともに、心に沁みるパフォーマンスをお届けします。

3曲目は、SING LIKE TALKINGの代表曲「Spirit Of Love」。
冨田恵一さんによるアレンジで、前半は竹善さん自身がWurlitzerを演奏し、さらに6人のコーラスが参加。緻密で洗練されたサウンドが楽曲の壮大なスケールを際立たせ、圧巻のステージを繰り広げます。

竹善さんは、デビュー後にもかかわらず、小田和正さんや山下達郎さんといった日本を代表するアーティストのコーラスとして活動していた時期があります。トップアーティストの背中を間近で見つめ、その姿から多くを吸収し、自らの音楽へと昇華させてきました――その経験の裏にあった、竹善さんならではの特別な思いも番組で語られます。
佐藤竹善というアーティストの軌跡を凝縮した、今回の「Sound Inn S」。
名曲と共に紡がれる、心に残るひとときをぜひご堪能ください。
また、今回の放送もTVerにて見逃し配信も実施します。ぜひ番組を「お気に入り登録」してご覧ください。
※曲順は放送順と異なる場合があります。
出演者メッセージ
一流のアレンジャーとプレイヤーとともに、こんな豪華でこだわりの番組なのに、あたたかさ、フラットさが前面に出ている素晴らしさは、関わっている方々の音楽への想いなのでしょうね。
それは小田さんのコメントをわざわざ撮ってくださった、ぼくへの大サプライズの
ひらめきと行動力にも集約されていたような気がします。
とっても気持ちよく歌わせていただきました。
またのお声がけ、楽しみにしています。
佐藤竹善
