Sound Inn S

2024年2月17日 放送

#107:北村英治

北村英治

番組レポート

1929年、東京生まれの北村さんは14歳でクラリネットに出会い、1951年にプロデビュー。ジャズに魅了されたキッカケは、1930年代半ばに一時代を築いたベニー・グッドマンの1枚のレコードでした。北村さんが27歳の時には、憧れのベニー・グッドマンと共演する機会が…そんな貴重なエピソードと共に、思い出の楽曲「Don’t Be That Way」を披露してくれます。

北村英治

ベニー・グッドマンの代表曲「Memories Of You」は、ストリングスや管セクションが加わり、総勢33名でセッション。北村英治クインテットのメンバーだったピアニスト・小川俊彦さんの譜面を元に、斎藤ネコさんがアレンジを努め、当番組ならではのゴージャスなサウンドでお届けします。

北村英治

さらに、モダンジャズクラリネットの第一人者、バディ・デフランコが北村さんに書いてくれた楽曲「For Eiji」や、ジャズピアニストの巨匠、テディ・ウィルソンとの思い出の楽曲「Someday Sweetheart」も披露します。

北村英治

また、毎月行っている銀座スウィングでのLIVEにも密着。
そこでは、10歳のクラリネット奏者と、年の差84歳にもおよぶ希少なセッションが実現。
演奏だけでなく語る一言一言からも感じられる、北村英治さんの人間味あふれる魅力にたっぷりと触れる30分です、ぜひお楽しみください。

※曲順は放送順と異なる場合があります。

出演者メッセージ

最近はジャズの番組が少ないので、「Sound Inn S」への出演は嬉しく、有り難く思いました。
企画の打合せで「JAZZ人生の節目に吹いた曲」を考え、自分の人生を振り返りました。
日々、青春のままの気分でクラリネットを吹いておりましたが、番組をきっかけに「自身が94才のお爺さん」だと気付き、大勢の先輩に助けられ、JAZZ仲間に支えてもらっている幸せを再確認いたしました。
ありがとう御座いました。

北村英治

北村英治

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