Sound Inn S
2021年5月15日 放送
#74:森山良子

番組レポート
歌手生活55年目に突入し、名実ともに日本のトップシンガーの道を歩んできた、森山良子さん。
1967年「この広い野原いっぱい」でデビューして以来、透明感のある歌声と歌唱力で、数々のヒット曲を生み出してきました。
今や、誰もが知る名曲となった「涙そうそう」は、BIGINが作曲したメロディーに、森山良子さんが詞をつけたもの。23歳の時に心不全で亡くした兄を思い作詞した楽曲で、その詞に寄り添うように、坂本昌之さんが温かみのあるアレンジに仕上げました。

歌うことが大好きで、クラシックからジャズまで、ジャンルは問わないという森山さん。
50周年記念アルバム「Touch me…」には、ケルティック・ウーマンのカバーでヒットした「You Raise Me Up」を、名作詞家・山川啓介さんの訳詞で収録しています。
今回、アレンジを手掛けた笹路正徳さんは、あえてストリングスを使わず、総勢18人のブラス・セクションで伸びやかなサウンドを作り上げました。ひと味違ったセッションにご注目ください。

ラストは、歌手生活50周年の記念に、息子の森山直太朗さんからプレゼントされた楽曲「今」を斎藤ネコさんの壮大なアレンジで披露します。
直太朗さんが語る「母・森山良子」とは…“親子の絆”を感じさせてくれる貴重な制作秘話もお楽しみください。

年齢を重ねるごとに、歌声が伸びるようになっているという森山さん。
まさに人生=歌といえる55年のキャリアが凝縮されたパフォーマンスを、ぜひご覧ください。
※曲順は放送順と異なる場合があります。
出演者メッセージ
選曲の段階からアレンジメントまでSound Inn Sならではの丁寧なこだわりが満載でした。編曲者 皆さまの曲の中にも新鮮なsomethingを吹きこもうと言う心意気を感じ私も新しい気持ちで歌う事が出来ました。スタジオに心地よい音楽空間が漂って居たのはあの、若い頃憧れた同名の素敵なエンタテイメント番組の音楽の神様が見守って居る様な、、。
森山良子
