Sound Inn S
2019年11月16日 放送
#56:ゴスペラーズ

番組レポート
数多くの代表曲を世に送り出し、ヴォーカルグループのパイオニアとして幅広い世代で愛され続ける、ゴスペラーズは今年でデビュー25周年を迎えました。
今回は、彼らが4年前から力を入れている「高崎音楽祭」にスポットをあてます。
ここで、彼らが披露するライブのテーマは「ゴスペラーズ×ビッグバンド」
5人のアンサンブルと、トランペット、トロンボーン、サックスという金管のハーモニーが組み合わさる極上のサウンドを、スタジオで再現します。

披露する楽曲は、彼らの代表曲「永遠に」
ヒャダインこと前山田健一が作詞・作曲・編曲を努めたシングル「SING!!!」
スティービー・ワンダーの名曲「 Isn't She Lovely?」
アレンジを手がけたのは、高崎市出身の音楽プロデューサーで高崎音楽祭でもバンドマスターを務める・笹路正徳。気心の知れたミュージシャンたちが織りなす圧倒的な表現力と、ゴスペラーズ・村上てつや、黒沢薫、北山陽一、安岡優、酒井雄二、5色の声が重なり合う新たなるハーモニーは圧巻です!

スタジオのセッションとは別に、高崎音楽祭にも密着。
ライブ直前の様子や舞台裏など貴重な映像もお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。



※曲順は放送順と異なる場合があります。
出演者メッセージ
メジャーデビュー25周年という節目のタイミングで、素晴らしい番組に参加させて頂きました。笹路正徳さんという音楽界の大先輩に力をお貸し頂き、そして何より番組スタッフの皆さんの「テレビサイズという言葉は忘れて下さい!」との熱い想いを受け止めて、全曲フルサイズ&完全ライヴが実現しました。
ハーモニーはアンサンブルです。お互いが音を出すだけでなく、相手の音を聴いています。それはゴスペラーズのみならず、バンドメンバー、そして音響や照明、カメラワークに至るまで。テレビにしか出来ないアンサンブル、今回はそれをお届け出来ると思います。
リハーサル風景では音の立ち上がる瞬間、その場の全員がアンテナを出して、そこにしかない音と映像を捕まえに行く道中が見られるのではないでしょうか。たった数分間の曲を演奏するに至るまでの長い長い物語、沢山の出会いや経験、そのすべてへの感謝をも受け取って頂ければ幸いです。
本当の音楽と、本当の音楽番組。微力ではありますが、そのバトンを視聴者の皆さまに渡すひとときであればと願っています。
「確かな品質」それは音楽の中にも流れています。
安岡 優(ゴスペラーズ)
