技術開発
「匠・小・省」の技術で、新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献する
セイコーグループは、1881年の創業以来、世界初のクオーツ腕時計をはじめ、さまざまな精密機器やデバイスソリューションなど、先進的・革新的な製品を世に送り出してまいりました。腕時計の小型化、高精度化、長持続化を追求する中で培われてきたのは、伝統の技と先端の知で新たな価値を生み出す「匠」の技術、精密加工・組立で小型化を追求する「小」の技術、省エネ、省資源、省人化を追求する「省」の技術です。私たちは、これら「匠・ 小・省」の技術をもとに、新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献していきます。
R&D戦略
「SMILE145」のR&D戦略の基本方針に基づき、当社グループはソリューションカンパニーに向けた製品・サービス 観戦体験の向上 に寄与する研究開発と生産技術の確立を推進しています。各ドメインのMVP戦略に基づき、事業会社の企画部門との連 携を強化し、感動をもたらす高付加価値・高収益な製品・サービスの開発やSociety 5.0分野での成長に寄与する技術 開発を目指しています。さらに、社会とともに持続可能な企業であるために、当社グループの強みである資源の節約、人 手の削減、プロセスの合理化と効率化による環境負荷の低減にも積極的に取り組んでいます。 長年にわたり培ってきた「匠・小・省」の技術として、「解析/分析」「材料」「微細加工」「情報通信」「組立/実装/設 備」「画像」の6つの技術を基礎技術として設定しています。これらの基礎技術を一つひとつ深化させ、「匠・小・省」を追 求するとともに、AIやデジタル技術を組み合わせて基礎技術を進化させることで、お客さまの課題を解決するソリュー ションを提供することを目指しています。
生産技術
時計の設備は、歴史ある設備をオーバーホールによって、より長く大切に使用すると同時に最新の設備開発による生産性向上を進めています。
生産技術は、ものづくりの現場に対して、改善活動以外にも、こうした活動を通じて現場力を常に向上させています。同時にシミュレーション、3Dプリンターなど、
最新のテクノロジーを融合させることにより、新たな生産技術革新に取り組んでいます。
また、長年、磨き上げてきた技術・技能の伝承にも注力し、基盤となるものづくり力の強化を進めています。
具体的技術として、①CAE、②加工、③実装、④組立、⑤検査において、差別化につながる生産技術の確立を進めています。
分析技術
製品の性能を引き出し、長期的に品質を維持するためには、材料の物理・化学的な特性を把握しなければなりません。セイコーフューチャークリエーション(株)は、30年以上にわたり、これらの特性を評価するのに不可欠な科学分析技術を専門に手掛けています。集束イオンビーム装置を使った微細加工、走査型プローブ顕微鏡による形態観察、示差走査熱量計を使った熱分析などナノレベルの微細加工技術と分析・解析技術を通して、研究開発から製造での技術課題に対して最適な分析技術とソリューションをご提供し、今後も製品の性能向上や品質の向上に貢献していきます。
知的財産
グループの成長とブランド価値向上に貢献する知的財産の構築をミッションとして、グループ会社と連携を図りながら、知的財産権の獲得・強化のための活動を推進しています。発明のアイデア会議から知的財産部が参画し質の高い明細書の作成のサポート行い、特許査定率の向上を目指しています。査定率は10年間で約1.5倍に増加し、国内の平均の査定率を上回っています。各事業の新製品や新規ビジネスを守る特許網構築を目指して、権利獲得を強化しています。
関連情報
ウオッチ・デバイスソリューション・システムソリューションなど、セイコーグループの各事業の概要と取り扱い製品をご紹介します。
財務関連資料、株式情報など、株主・投資家の皆さまへの情報を掲載しています。
