2021年11月02日
セイコーホールディングス株式会社
芙蓉総合リース株式会社
セイコーホールディングス株式会社(代表取締役会長 兼 グループCEO 兼 グループCCO: 服部真二、東京都中央区、以下、セイコーホールディングス)のグループ会社で、電子部品、精密部品等を製造・販売するセイコーインスツル株式会社(代表取締役社長:小林哲、千葉県千葉市、以下、セイコーインスツル)と、芙蓉総合リース株式会社(代表取締役社長: 辻田泰徳、東京都千代田区、以下、芙蓉リース)は、太陽光発電によるグリーン電力購入契約(以下、PPA ※1 サービス)を締結しましたのでお知らせします。
気候変動問題は、グローバル社会が直面する重要な社会課題の1つであり、2050年のカーボンニュートラルの実現を目指し、再生可能エネルギーの導入に向けた取り組みが進んでいます。その取り組みの一つとして、初期投資が不要で、サステナブルに環境問題対策が行える PPA サービスの活用が増加しております。
今回締結したPPAサービスは、芙蓉リースがセイコーインスツル仙台事業所(宮城県仙台市)の屋根に、約760Kwの太陽光発電設備を設置、太陽光により発電したグリーン電力をセイコーインスツルが製造に活用し、電力使用量に応じた料金を芙蓉リースに支払うというものです。芙蓉リースがセイコーホールディングスグループに提供するPPAサービスとしては、昨年、サービス利用を開始した盛岡セイコー工業株式会社(岩手県岩手郡雫石町)に次ぐ二例目となります。
今回、PPAサービスを導入するセイコーインスツル 仙台事業所は、マイクロ電池や小型磁石、高機能金属製品などの製造を行っています。環境に配慮したものづくりを目指し、廃棄物・有害化学物質の削減をはじめ、地球温暖化対策にもいち早く取り組み、生産設備の効率的な運用や改善などを通じて、エネルギー起源のCO2排出削減に取り組んできました。そして今回、芙蓉リースが提供するPPAサービスを導入することにより、脱炭素社会に向けた取り組みを一層加速していきます。
芙蓉リースグループは、中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において、「エネルギー・環境」を戦略分野の一つと定め、PPAサービスの提供のほか、蓄電池を活用したビジネスの展開、太陽光セカンダリー案件 ※2 等の取得、および地域の脱炭素化を目的とした独自のファイナンスプログラム「芙蓉 ゼロカーボンシティ・サポートプログラム ※3 」の提供等、再エネ化・省エネ化に取り組むお客様へのソリューションとファイナンス面でのサポートを拡大しています。また、「RE100」達成時期を2030年に前倒しするとともに、「カーボンニュートラル」についても2030年の同時達成を目指しております。
セイコーホールディングスグループ並びに芙蓉リースグループは、これからも再生可能エネルギーの活用をはじめとする様々な取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
太陽光発電設備概要
<設置場所>
宮城県仙台市青葉区上愛子字松原45-1
<完成予定(サービス提供開始予定)>
2022年3月
<出力規模(モジュール容量)>
759.44kW-dc ※4
- Power Purchase Agreement (電力購入契約)の略
- FIT 権利取得済みの建設未着工案件及び売電開始済み案件
- 「ゼロカーボンシティ」を表明した自治体エリア内で対象の再生可能エネルギー設備・省エネルギー機器等を導入する企業・団体に対し提供する寄付金付優遇ファイナンスプログラム。契約額の0.2%相当額をゼロカーボンシティの推進に寄与する団体(自治体・財団法人・社団法人・NPO 等)に寄付する取組み。
- dc(direct current)、直流電流を指します。
報道関係の方からのお問い合わせ先:
セイコーホールディングス(株)コーポレートブランディング部
Tel:03-3564-4370
芙蓉総合リース(株) コーポレートコミュニケーション室
Tel:03-5275-8891
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