• facebook
  • twitter
  • hatebu
  • poket
  • instagram

文 清水麻衣子
写真 中川 司

2019年1月30日(水)、東金町小学校の5年生を対象に、時と時計の面白さやものづくりの楽しさ、チームで協力することの大切さを伝える出張教室「わくわく時計教室」が開催されました。教えるのは、セイコーの“フック先生”こと福島裕さん。そして5名のアシスタントがサポートします。

わくわく時計教室の様子 写真

インフルエンザが猛威を振るう中、元気な小学5年生27名が参加。直前に「振り子」の授業を終えているとあって、「時刻と時間の違いとは?」という難しい質問にも積極的に答えます。しかし、実際に自分の感覚だけで「10秒」を計ってみると、答えはバラバラという結果に…。時計の必要性を実感しました。

フィールドタイマー(上) ストップウォッチを持つ人(下) 写真

振り子の授業で習ったことを実践してみます。重りとひもの長さを調節して正確に「10秒」を計ってみましょう。班ごとに力を合わせて、周期と回数をカウントします。

振り子を使い時間を計る子供たち 写真

糸の長さを調節することで、皆ほぼ10秒を計ることに成功。周期を何回数えるかで「時間」になるという仕組みを理解し、笑顔があふれました。

時計の中身を見る子供たち 写真

では、時計の中身はどうなっているでしょう? 時針、分針、秒針、それぞれの歯車の大きさと歯の数を変えればスピードを変えることができるということを、実際の腕時計の中身を見て理解します。

時計はさまざまな部品が組み合わさってできていること、「最小の部品はなんと直径0.5ミリ」という話に皆びっくり。

班に分かれオリジナル時計を考える子供たち 写真

最後のミッションは「オリジナル時計を作る」こと。班ごとに「組み立てる人」「デザインする人」「PRする人」の担当に分け、どんなときに使う時計を作るか相談します。次に、何分計れる時計にするのか、デザインはどうするのかを考えます。

班に分かれオリジナル時計を考える子供たち 写真

時計は1人ではなく、チームで力を合わせて作るものだと理解し、自分の役割に責任をもって取り組みました。

オリジナル時計のプレゼンテーションをする子供たち 写真

カップラーメンの茹で時間が計れる「みたし時計」、学校に行く準備時間が計れる「準備OK時計」、算数プリントをするための「UST時計」など、ユニークなアイデアが飛び出したオリジナル時計制作。皆の前でプレゼンテーションし、拍手でお互いを称え合い、盛り上がりました。

時計教室の様子 写真

最後は「時」について意識する時間を過ごした生徒たちに、「時は金なり」というフック先生からのありがたい言葉。「時をどう過ごすかで残るものは違ってくる。時間を意識して、大切に過ごしてほしい」というメッセージに、皆、深く頷いていました。

授業を終えて、生徒たちからは「時計は1人では作れない」「みんなで協力して時計を作ったことが楽しかった」「時計の歴史が興味深かった」「時計の部品がとても小さくて驚いた」「自分の腕時計を作ってみたい」「先生の最後の言葉が心に残った」などと感想をもらい、フック先生からも「未来の時計師を待っています(笑)」というユーモアを交えた言葉でわくわく時計教室が終わりました。

子供たちへプレゼントを渡すフック先生(上)、フック先生からプレゼントを受け取る男の子(下) 写真

フック先生からサプライズプレゼントをもらって大喜びの子どもたち。なんと、中身は本物の時計の部品です。今日学んだことをずっと覚えていてくれますように。そして「時」を大切に過ごし、素晴らしい人生を歩んでくれることを願っています。

  • facebook
  • twitter
  • hatebu
  • poket
  • instagram

前の記事

次の記事

合わせて読みたい関連記事

心動かす時を共にSEIKO HEART BEAT Magazine

アスリートの熱意に共感し、 音楽の想いを共有し、企業は未来を紡いでいく。
心を動かす“ワクワク・ドキドキ”する物語

時代を牽引してきた技術力と感性は
熱い意志と躍動感を伝えます。