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TEAM SEIKOの4人が語る2019年の抱負と2020年の夢

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文 村上アンリ
写真 近藤 篤

陸上の山縣亮太選手、同じく陸上の福島千里選手、トランポリンの棟朝銀河選手、競泳の坂井聖人選手、彼らの活躍が、スポーツを愛するすべての人たちにとっての目標達成や挑戦へのモチベーションにつながることを願って結成されたTEAM SEIKO。TEAM SEIKOはタイムやスコアなどの数字に挑み、スポーツに本気で向き合う人を応援したいという思いから生まれたスローガン「ただの数字じゃない」を体現する4人のアスリートで構成されている。日々活動していく中で、お互いの種目は異なるが互いに刺激を受ける場面もあったという彼らに2019年の抱負と東京2020の夢の宣言を聞いた。

坂井聖人の2019年と東京2020「夢の宣言」

こんにちは。競泳の坂井聖人です。
2019年の目標はまず初心に戻って、代表チームに復帰することです。そして、代表に復帰できたら、松田丈志さんが作った200mバタフライの日本記録、1分52秒97という数字を目標に、そこを超えることを意識していきたいです。そのためにはまず痛めてしまった肩の治療を最優先に考えなきゃいけないですね。肩が治りさえすれば、パフォーマンスは自然に上がってくると思います。

正直、焦りがなくはないんです。下から若い人たちも追い上げてきているし。でも、自分の殻を破ったら、大化けしそうな自分がいる感覚はあります。そのためには?やっぱり気持ちの面だと思いますね。僕自身リオデジャネイロでの200mバタフライで銀メダルをとってから、さまよった時期がありました。そこで気持ちが折れちゃったら、そのまま下に向かってズルズル落ちてゆくだけです。でも僕には2020年のオリンピックというモチベーションがちゃんとあるので大丈夫です!

2020年のオリンピックでは、やはり金が欲しいですよね。リオではタッチの差で負けて銀メダルだったわけですから、次のオリンピックは僅差をしっかりと勝ちきれる選手になっていたい。あと、200mバタフライだけでなく、100mバタフライも視野に入れています。100mが速くないと、200mの記録も上がっていかないですからね。レース後にプールの中でガッツポーズする自分とか、水泳のことを考えながら寝付くとたまにそういう夢をみるんですよ。あ、でも、それとは逆にタッチの差で負けちゃう夢も見たりしますね。そこで目が覚めて、ああ夢でよかったあ、って(笑)

福島千里の2019年と東京2020「夢の宣言」

こんにちは。陸上の福島千里です。
2019年はカタールで開催される世界陸上が一番メインの大会になると思います。2020年のちょうど一年前、重要な年になると思うので、手ごたえのあるシーズンにしたいですね。最大限頑張って、2020年に繋がってゆくようなピークを迎えたいなと思います。そのピークというのは、やはり100mあるいは200mでの自己記録、つまり日本記録の更新ということになります。2019年に自分の日本記録を超えたその向こう側に2020年のオリンピックがあればいいなと考えています。

練習というのは毎日ありますけど、試合、大会という経験は毎年限られています。でもやはり試合という場所が、ピーキングやコンディショニングも含めて、最高の練習なんです。一つ一つの大会、試合がすごく勉強になるし、そこで成功体験を重ねてゆけたらいいですよね。陸上というのは、常に新しい感覚、新しい一日との出会いですから、オリンピックの選考会、あるいはオリンピック本番の場で、過去の経験が全て当てはまるわけではありません。それでもやはり、2019年に何を経験するかが翌年に向けてはとても重要だと思います。

2020年、東京でのオリンピックは自分のキャリアの集大成の場として迎えたいです。自分がこの競技をやってきて、しかもまだ現役で自国でオリンピックが開催される、それってとても稀なことじゃないですか。ですから、最高のオリンピックにするためにも、東京ではしっかり納得のいく結果を残せればいいなと願っています。今回が4度目のチャレンジなので、3度目の正直とは言えないし、どういう言葉で表現すれば自分の意欲が伝えられるのかわからないのですが、本当にいろいろなことを経験させてもらってきた後に迎えるオリンピックであることは間違いありません。

棟朝銀河の2019年と東京2020「夢の宣言」

こんにちは。トランポリンの棟朝銀河です。ここ一年、ずっと怪我続きで、なんとか自分の身体を騙しながら大会に合わせてやっては来れたのですが、やはりしっかりとした練習は積めていません。僕はもともとトランポリンを飛ぶ時の姿勢がよくなかったり、微妙な癖があったんです。そこをここ最近は色々チャレンジして、修正してきたつもりだったんですけど。なので、まずはその状況をなんとか元に戻したい、というのが2019年の目標です。

でも、練習をちゃんと積めるようになってくれば、イメージそのものが身体の中から抜けているわけではないので、2016年のリオ五輪当初のレベルまでは比較的簡単に戻れると思います。

2020年のオリンピックに関しては、やはり日本として初めてのトランポリン競技でのメダルを獲得したいです。トランポリンって、実は3大会連続でオリンピックでは4位なんです。僕自身も観戦者としてロンドンの五輪で日本が4位になった時、あちゃーまた4位かぁ、なんて呑気に思っていました。まさかその自分が次のリオ五輪でさらに3大会連続4位の記録を作る当事者になるなんて、です(笑)。ですから、やはり東京では銅でも、銀でも、もちろん金でもいいので、ぜひ日本チーム初めてのメダルをもたらすことができれば、それ以上の喜びはないですね。

山縣亮太の2019年と東京2020「夢の宣言」

こんにちは。陸上の山縣亮太です。
2019年の抱負は、福島選手同様、やはりカタールの世界陸上がメインの大会になるかと思います。僕は意外にこの大会と縁がなくて、2013年のモスクワ大会に初出場して以来、一度も本番の舞台を踏んでいないんです。2020年に向けてのいい踏み台になるのはもちろんですが、同時にそれとは関係なく、やはり2019年には2019年に出せる自分の力を全て出し切る、という感覚も強いですよ。世界陸上の準決勝で、10秒を切って決勝に残る。それができれば、2020年もかなり自信を持ってシーズンに入っていけるんじゃないでしょうか。

2020年の夢は、やはり東京オリンピックの決勝に残ることです。その時自分は28歳、キャリア的にも一番いい状態にいるはずです。このタイミングで、しかも東京で、オリンピックを迎えられる。自分のベストパフォーマンスを見せたい、力を出しきりたい、という思いはものすごく強いです。具体的な目標としてはやはり9秒8、そのタイムを本番で出せれば、個人としてメダルに絡んでいけると思います。団体としては4×100メートルリレーで今度は金メダルを狙いたいですね。リオでは銀をとれていますし、イギリス、ジャマイカ、アメリカ、強豪国はたくさんいますけど、37秒台前半を叩き出せれば金メダルも全然夢じゃないと思います。

そして、TEAM SEIKOとしては、少数精鋭ではありますけれど、一人一人が課題を克服して、2020年に最高のパフォーマンスを発揮して欲しいですよね。TEAM SEIKOってかっこいいよね、自分も入ってみたい、このチームをそう思われる存在にしてゆけたらと期待しています。ですので、どうかこれからも応援よろしくお願いします。

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