診断結果
あなたのクロノタイプは…
朝型
朝型の人は、自分の好きなように時間を使えるときは午前7時ごろまでに目覚めることが多いです。午前8時ごろから正午ごろにかけて取り組む作業に特に集中できます。午後11時ごろには眠くなりやすいため、深夜に集中力を必要とする作業を行うことは苦手です。
朝型は、全人口の20%程度と考えられています。
「時間学」の一川先生からの
アドバイス
早朝の激しい運動には注意、夜は早めの就寝を
朝型の人は、午前の早い時間帯に起床することが多いでしょう。身体も頭も午前の早い時間帯には働きやすい状態になると思います。早い時間帯は激しい運動は身体の負担になることがあるため避けた方が良いですが、身体を動かさず集中力が必要となる作業は午前中からはかどります。
一方で、夜の時間帯はあまり作業には向きません。深夜の時間帯までには眠気を感じると思います。眠気を感じたら仕事を切り上げ、就寝の準備を始めましょう。
おすすめの生活スケジュール
午前
午前
軽い運動で「朝活」
朝型の人は、午前の早い時間帯で行う「朝活」に向いています。ただし、午前中のうちはまだ代謝がそれほど上がっていません。急に代謝を上げるような激しい運動は身体の負担になることがあるため、要注意です。午前中の早い時間帯の運動は、あまり身体に負担がかからないような軽いものにすると良いです。
午後
午後
対人的な仕事や体を動かす作業を行う
午前の遅い時間帯や午後の早い時間帯は徐々に代謝が上がってきているため、全タイプともにグループ内での会議や打ち合わせに向いています。
午後の時間帯にその日の代謝のピークを迎えます。筋運動を伴う運動などの成績は、この時間帯にピークとなりやすいです。身体を動かす作業はこの時間帯に行うと効率が良いでしょう。
また、この時間帯はマニュアル(レシピ)を見ながら初めて行う作業をするなど、短期の記憶を行うような作業の能力が上がります。多くの作業記憶容量(※)を必要とするような会話や、議論などの対人的課題も行いやすいです。
※脳の前頭前野が担うワーキングメモリ(working memory)において、一度に保持できる情報の量
Tips
Tips
眠気を感じたら短時間の仮眠を
昼食後は一時的に集中力が落ち、眠くなることがあります。眠気を感じたら無理をせず、仮眠など休息を取ると良いでしょう。
日中でも眠気を感じると、作業効率は落ちてしまいます。その場合は20分程度までの仮眠を取ると、その後にすっきりした状態で効率よく作業に取り組むことができます。ただし、日中の時間帯に30分以上睡眠を取ってしまうと、夜の睡眠の質を落とすことがあるため要注意です。
就寝前
就寝前
ブルーライトを避けてリラックス
夜にかけて次第に代謝が落ち、心身の活動も低下し、眠気を感じるようになります。朝型の人は深夜前の時間帯に眠気を感じることが多いです。
眠気や疲労を感じると、様々なパフォーマンスが低下し、ぼんやりと作業をすることになるため、作業ミスも多くなりがちです。そのため少しでも眠気を感じたら、その日の作業は終わりにし、次の日に回した方が良いでしょう。
就寝前に布団に入ってからスマートフォンなどを見ていると、ブルーライトにより目が冴えて入眠が難しくなります。スマートフォンではなく本を読むなどして、眠くなる時間を待ちましょう。
毎日の睡眠サイクルは一定に保つ
毎日の睡眠サイクルは一定に保つ
睡眠の間は起きている間に学習した事柄が無意識下で精緻化・組織化されます。また、日中の様々な活動によって傷んだ身体部位を修復するホルモンが入眠後の一定の時間帯に多く分泌されます。こうした睡眠中の様々な過程をはかどらせるため、睡眠時間は十分取り、入眠のタイミングも大きく変動させないようにしましょう。
監修:千葉大学大学院 人文科学研究院教授 一川誠
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