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独立時計師 菊野昌宏氏の不定時法腕時計(和時計)の製品化に協力

2015年05月29日

セイコーホールディングス株式会社
セイコーウオッチ株式会社
セイコーインスツル株式会社

 セイコーホールディングス株式会社(社長 中村吉伸:以後、下記二社とともにセイコーと略称)ならびにウオッチ事業を担当するグループ会社セイコーウオッチ株式会社(社長 服部真二)、セイコーインスツル株式会社(社長 村上斉)は、国際的な独立時計師団体AHCI(独立時計師アカデミー)において、日本人として初めて正会員に認定された菊野昌宏氏による製品「和時計改」について、セイコー製高級機械式腕時計用ムーブメントの部品を供給し、製品化に協力いたしました。この製品は、下記の日程で展示の予定です。


                         記
【展示期間、場所】                 
2015年6月 4日(木)~6月10日(水) 銀座・和光(東京都中央区銀座4-5-11)
2015年6月16 日(火)~6月30日(火) セイコーミュージアム(東京墨田区東向島3-9-7)(月曜休館)                     


 菊野氏の製品は、江戸時代に広く使用されていた「和時計」を腕時計で再現するものです。和時計は、昼夜を等分に分割する不定時法に基づいて時刻を表示する日本独自の時計で、季節により変動する昼夜の長さを反映するため、時計師たちにより高度な発展を遂げた日本の「時」の匠を象徴する製品です。菊野氏は2011年に一旦今回の原型となるモデルを発表いたしましたが、その進化版の製作にあたり、すべての部材を日本製で構成したいという氏の希望を受け、セイコーは国産高級機械式腕時計の振興の一環と位置づけ、協力に至りました。

 使用したムーブメントは、高級機械式腕時計の部品製造から組み立てまで一貫して手掛ける専門工房、雫石高級時計工房で製造するキャリバー「8L」シリーズです。強いトルク(比較的重く長い針を回す力)が特徴で、主にセイコーの高級メカニカルダイバーズウオッチなどに搭載されています。菊野氏は、時計の心臓部であり、速度を調整する振り子にあたる部品であるてんぷや動力源となるぜんまいなど、キーパーツについてセイコー製部品を採用し、独自に開発した自作の部品と組み合わせて製品化しました。

 セイコーは、1913年に国産初の腕時計ローレルの発売以来、常に時代の一歩先を行くという創業精神のもと弛まぬ技術革新への努力を続けてまいりました。国産高級機械式腕時計が、さまざまな形でさらなる発展を遂げ、世界でメイドインジャパンの代表的製品としてのプレゼンスを獲得することをめざしてまいります。


菊野昌宏氏について


1983年生まれ                         
2008年 ヒコ・みづのジュエリーカレッジ卒業
2013年 日本人として初めてAHCI正会員となる。
2015年 「和時計改」※をバーゼルワールド2015で発表
※「和時計改」の主な仕様
サイズ: 縦42.0×横34mm
ケース: 酸化青銅、ステンレススチール 3気圧防水
ムーブメント: cal.mk15 28800f/h 21石 手巻き
不定時法表示・一年針による二十四節気表示
予定価格:18,000,000円(税抜)


詳細は http://www.masahirokikuno.jp/







雫石高級時計工房について


盛岡セイコー工業株式会社(岩手県岩手郡雫石町)内に2004年設置の、部品製造から組み立てまでを一貫して行う日本有数の高級機械式腕時計専門工房です。
当工房では、グランドセイコー、クレドールなどが主に製造されています。

報道関係の方からのお問い合わせ先:

セイコーホールディングス(株)秘書・広報部 tel:03-6739-9002

セイコーウオッチ(株)広報・PR部       tel:03-6739-2150

セイコーインスツル(株)経営管理部 広報課 tel:043-211-1185