ここから本文です

トップメッセージ

グローバル市場のリーディングカンパニーを目指して
グローバル市場のリーディングカンパニーを目指して

セイコーは、グループスローガン「時代とハートを動かすSEIKO」を踏まえ、10年後の将来に向けた
長期ビジョンを制定し、「2020年までにグローバル市場でのリーディングカンパニーとなること」を目指して、
攻めへの組織改革を推進しています。その経営戦略について、トップよりご説明いたします。

世界中の方々と感動を分かち合えるグローバルな企業グループへ

グループスローガン、長期ビジョンに込めた思いをお聞かせください。

服部「常に時代の一歩先を行く」この創業の経営姿勢が、セイコーの革新と躍進を支えてきました。そして、この進取の精神に加え、すべてのステークホルダーの皆さまと、希望に満ちた新たな時代を「ワクワク感・ドキドキ感」を持って共に創り、共に楽しみ、共に響きあいながら歩んでいきたいとの願いを込め、2014年にグループスローガン「時代とハートを動かすSEIKO」を掲げました。

創業135年にあたる2016年には、スローガンの精神を具現化すべく、10年後の将来に向け長期的に目指す姿を長期ビジョンとして制定しました。この長期ビジョンの実現に向け、これからも時代をリードする先進性と革新性を備えながら、時に寄り添い、心に刻まれる製品と品質・サービスを提供し、世界中の方々と感動を分かち合える、グローバルな企業グループを目指してまいります。

持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指して

第6次中期経営計画についてお伺いします。

中村2017年3月期より第6次中期経営計画がスタートしました。事業戦略では、ウオッチ事業を中核とする高収益グループを目指し、「収益力の強化と成長への投資」を推進しています。また、「経営基盤の強化」を徹底し、コーポレートガバナンスについては、役員業績連動報酬制度の導入や独立社外役員を中心としたコーポレートガバナンス委員会の設置など、体制強化に努めています。自己資本の充実と有利子負債の削減を進めるとともに、グローバル人財育成や働き方改革などへの施策も積極的に進めており、こうした取り組みによって、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。

事業別の今後の戦略についてお聞かせください。

服部ウオッチ事業では、「グランドセイコー」「セイコー アストロン」「セイコー プロスペックス」をはじめとしたグローバルブランドを中心に、全世界で積極的なマーケティング活動を行っています。このグローバル化をさらに進めるため、国内では高級ブランドとして定着し、海外でもブランドカが高まってきた「グランドセイコー」を、「セイコー」から切り離し、独立化することに決定しました。今後、「グランドセイコー」は独立ブランドとして、その独自性を強化し、時計の真髄を追求するコンセプトはそのままに、ビジネスシーンが中心だったデザインを、本格スポーツとエレガントウオッチの両面で拡大いたします。

そして、「世界の時計市場においてリーディングカンパニーとなること」を目標に、これからもブランド価値向上に向けた投資を継続してまいります。昨年度は米国・マイアミ、フランス・リヨン、中国・北京などに、そして、この8月にはイギリス・ロンドンにもセイコーブティックをオープンいたしました。引き続き、ブランドの発信基地でもあるセイコーブティックの展開を進めるとともに、しっかりとした「ブランドストーリー」を軸とした、お客さまの共感を生み出すようなブランディング活動を積極的に展開してまいります。

中村電子デバイス事業では、日本政策投資銀行と共同出資で半導体事業を行うエスアイアイ・セミコンダクタ(株)が、2018年1月以降、持分法適用会社になることが見込まれています。事業再編を踏まえた次の主力事業の確立を急務の課題として、高収益事業への投資を進め、収益性の強化を図ってまいります。

システムソリューション事業は、第3の柱から第2の柱へ飛躍すべく、2017年4月、システム性能管理ソフト国内最大手の(株)アイ・アイ・エムをグループに加えました。本格的なloT時代の到来で情報通信量の飛躍的な増大が見込まれるなか、性能管理ソフトは大きな成長が期待できる分野です。事業の成長に向けた大きな施策の一つとして、業容拡大と拡販を進めてまいります。

コーポレートコミュニケーションの強化についてお聞かせください。

服部中長期にわたるブランド価値向上の取り組みの成果が出はじめ、(株)日経BPコンサルティングのブランドイメージ調査『ブランドジャパン2017』では、コンシューマ―市場(BtoC)編、ビジネス市場(BtoB)編の両方で、時計・宝飾部門第1位を獲得いたしました。さらに、ビジネス市場編では、「一流である」「品質、技術が優れている」の二つの項目で1位に選ばれました。

2017年8月の「IAAF世界陸上2017ロンドン」ではオフィシャルタイマーを務め、1/1000秒単位の計測でアスリートの熱い闘いをサポートしました。今後も、1964年の東京オリンピック以来培ってきた技術力と、積極的なPR施策を通じ、ブランドカ強化に取り組んでまいります。また、音楽を通じて、人々の感性に訴えるブランディング活動や、東日本被災地支援コンサートなどのCSR活動も継続してまいります。

「時代とハートを動かすSEIKO」というスローガンのもと、セイコーは、さまざまな場面で、お客さまの心と深く響き合える関係を築いてまいります。成長を続けるセイコーにどうぞご期待ください。

服部真二
1975年三菱商事(株)入社。84年(株)精工舎(現セイコークロック(株)・セイコープレシジョン(株))入社。2001年セイコープレシジョン(株)代表取締役社長。03年セイコーウオッチ(株)代表取締役社長、17年同社会長兼CEO。10年セイコーホールディングス(株)代表取締役社長、12年同社代表取締役会長兼グループCEOに就任。

セイコーホールディングス株式会社代表取締役会長兼グループCEO 服部真二

中村吉伸
1972年(株)精工舎(現セイコークロック(株)・セイコープレシジョン(株))入社。2003年セイコーホールディングス(株)取締役。04年セイコーウオッチ(株)代表取締役、常務取締役。08年セイコークロック(株)代表取締役社長。同年セイコーホールディングス(株)取締役、専務取締役、12年同社代表取締役社長に就任。

セイコーホールディングス株式会社 代表取締役社長 中村吉伸

服部真二
1975年三菱商事(株)入社。84年(株)精工舎(現セイコークロック(株)・セイコープレシジョン(株))入社。03年セイコーウオッチ(株)代表取締役社長、17年同社会長兼CEO。10年セイコーホールディングス(株)代表取締役社長、12年同社代表取締役会長兼グループCEOに就任。

セイコーホールディングス株式会社代表取締役会長兼グループCEO 服部真二

中村吉伸
1972年(株)精工舎(現セイコークロック(株)・セイコープレシジョン(株))入社。2003年セイコーホールディングス(株)取締役。04年セイコーウオッチ(株)代表取締役、常務取締役。08年セイコークロック(株)代表取締役社長。同年セイコーホールディングス(株)取締役、専務取締役、12年同社代表取締役社長に就任。

セイコーホールディングス株式会社 代表取締役社長 中村吉伸