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セイコーは、1881年の創業以来、「常に時代の一歩先を行く」という精神を貫き、革新的な製品を提供し続け、時代とハートを動かしてきました。さらに、こうした製品をつくるために必要となるものを自ら創り、世の中に送り出してきました。

1940年代末から国内の精度コンクールを席巻したセイコーは、1964年からいよいよ機械式でスイスの天文台コンクールに挑戦します。初年度こそ成績が振るわなかったものの、68年のジュネーブのコンクールで機械式の首位から7位までを独占して、機械式時計の頂点を極めました。こうした技術進歩とともに1960年に商品化されたのがグランドセイコーです。

ニューシャテル出品ムーブメント(1967年)

スイスのクロノメーター規格をしのぐ厳しい精度基準を保ち、独自の規格に合格したものだけがグランドセイコーとして販売されます。高級時計におけるセイコーの卓越した技術は、グランドセイコーに留まりません。クレドールは、厚さ2㎜以下の極薄ムーブメント、トゥールビヨンや、機械式とクオーツの特長を融合させたスプリングドライブムーブメントを使ったミニッツリピーターなどの複雑時計で新たな時代を拓き、独自の彫金や漆、象嵌など日本の伝統技術で美しく仕上げています。